アメリカで水着2005年08月23日 11:33

高校を卒業して体育の授業がなくなってから、
私の生活から水着というものは必要なくなりました。
海が嫌い、プールも好きじゃない、極めつけは
人様にお見せできるカラダじゃない。
水着を着て人前を歩けるっていうのは、ごくごく
限られた人種だと思っていました。

ところが、子供ができると避けては通れないのです。
プールと水着。3歳くらいの頃は、やはり母親が
一緒に入ってやらないと危ないので水着姿は必須。
私は幸運なことに、その時代は東南アジアに住んでいて
プールはアパートについていて、しかも泳いでいる人は
ほとんどおらず、たまにいても欧米人だったので、
堂々と水着姿でプールサイドを闊歩してました。
欧米の方々の「気にしなさ」は、私にとっては
ブラボーでした。お腹のお肉もおしりのお肉も
おかまいなしで、ビキニ。年齢も関係なく、ビキニ。

アメリカのママたちも、水着姿に対してポジティブです。
アメリカは、あらゆる人に権利が平等に与えられる国
なのだと水着ひとつで実感。素敵なデザインで、
びっくりするようなジャンボな水着が売っているんです。
そしてママたちがそれを堂々と着ている。すばらしい。

それなら、アメリカでなら堂々と水着になれるわね?
ということになるかというと、さにあらず。
驚異的なスタイルの人もたくさんいるのです。おそらく、
日本のモデルさんよりスゴい。出るところが出ていて、
手足が長いのは基本ですが、やっぱりアジア人に比べて
骨格がしっかりしているのが美しさの原因でしょう。
ビキニ着ていても、生々しくないのです。

私も本日は近所の市民プールにて、娘の執拗な要請により、
恥ずかしながら水着姿(無論、非ビキニ)になりました。
典型的な日本人体型をポジティブにとらえきれず、
子供用の浅いプールだったので、知らず知らずのうちに
温泉ポーズで過ごしていました。つまり、腰まで浸かって、
足をのばしている状態。ああ、日本人よ。
おかげですっかりお腹が冷えてしまいました。