チャイナタウンへの愛2005年09月13日 12:49

大都市に旅行すると、必ず行くのがチャイナタウンです。
今まで行ったのは、シカゴ、ニューヨーク、トロント、
ポートランド(オレゴン)のチャイナタウン。
私のチャイナタウンへの思い入れは、もう「愛」と
呼んでもいいくらいです。オハイオの中規模の町には、
テイクアウトがメインのチャイニーズレストランや、
チャイナ・バフェならいくつもあります。が、
そういうお店はアメリカ人客を対象にしているので、
彼等が好むメニューばかりで、チャイナタウンとは
まるっきり料理の内容が違います。

チャイナタウンは在米中国人を相手に商売しているので、
本場の味に近いのだと思います。
麺類、粥類はチャイナタウンならではのメニューです。
店先には飴色のローストダックがずらりとぶらさがっていて、
皮はパリパリ中はジューシー。焼豚も同じく美味。
それらを、香港式の細い麺&透き通った鶏ガラスープの
麺の上にのせてもらってもよし、タレとともにごはんの上に
のせてもらってもらってもよし、
麺の中に、ぷりぷり海老ワンタンを入れるのも定番です。

おやつ時には、「餅家」と書いてあるケーキとパンのお店へ
行くのが私の定番。日本のパンとは「あと一歩」という
ところで味が微妙に違いますが、とてもおいしい
あんパンやレーズンパンが売られています。
あとは、Angel Cakeという、シンプルなスポンジケーキが
絶品。ふわふわしていて軽いし安い(50円くらい)
なので、いつも最低2個は食べます。
たいていのお店には、喫茶室が併設してあって、
お店で買った1ドル足らずの甘いコーヒーと一緒に食べる
おやつパンのおいしいことと言ったら・・・!

だけど、チャイナタウンに惹かれる理由は食べ物の
おいしさのほかにももう一つあります。
在米中国人たちの、「自国の生活スタイルを貫く姿勢」
に勇気づけられるのです。
アメリカのおいしくない食べ物や、巻舌の英語に
疲れたら、チャイナタウンに行くのが一番なのです。