甘くてしょっぱいケーキ2005年09月27日 14:16

オハイオの秋はまだか?と毎朝思うくらい、いつまでも
長袖の服の出番がなかったのですが、とうとう今週は
寒くなるそうです。

そんな秋の気分だったので、夏のあいだは食べる気も
起きなかった焼き菓子を作ろうと思い立ちました。
といっても、宿題山積みだったので、インスタントを。
アメリカは言わずと知れたインスタント天国です。
焼き菓子の類も粉に水を入れて混ぜて焼けばいいだけ。
え?バターは?卵は?と思うのですが、どうやら
科学的に(?)入っているようです。

問題は味なのですが・・・やっぱりおいしくありません。
なぜこういう味が好きなのかわからないのですが、
日本のものよりも塩気が強いのです。だから味がしつこい。
やっぱり大陸は広いから、昔は保存のために砂糖と塩を
しこたま使っていて、そのなごりなのだろうな
と推測しています。

だけど衝撃なのは、それを「おいしいおいしい」と
言って食べている我が娘です。母の手作りと思って
気をつかっているわけでもなさそうで、明らかに
こちらの味に慣れてしまった様子。
アメリカの幼稚園や学校では、自分の誕生日に
クラスの人数分のカップケーキを持っていって
ふるまう、という習慣があるので、かなり頻繁に
食べているらしいのです。しかも、赤や青の
クリームが乗った、危険にカラフルなケーキを。

「日本のケーキが味がしない」なんてことを
言い出さないように、今年の秋は日本レシピの
オール手作りで行こうと決めた次第です。