ハロウィーンでネガティブ思考2005年10月23日 12:32

もうすぐハロウィーン!ということで、
今日は子供に配るお菓子を買いに行きました。
決してはりきっているわけではありません。
ハロウィーンという行事に対しては、特に
思い入れもないので、「なんでこんなことを?」
という疑問を抱きつつの参加です。

子供がコスチュームを着て「かわいいっ!」
というのもせいぜい4歳くらいまでで、
小学生にもなると本人も自分の好きなもの以外
着ないし、親はお金ばかりかかってたいして
楽しくもありません。
でもせっかくアメリカにいるのだから、と
一応前向きになっているわけです。

今、スーパーのハロウィーンコーナーには
ハロウィーン用お菓子の山山山。
主に、チョコレートやキャンディーで
これが結構お安くない。ケチりながらも
買いましたが、なんだか胸はもやもや。

スーパーの陳列棚を埋め尽くす菓子の山のうち、
いったいどれくらいが子供達のお腹に入るの
でしょう?疑問です。
ハロウィーンの当日、子供たちはもちろん
大はしゃぎですから、食べきれないほどの
菓子を集めてきます。甘い甘いアメリカの菓子を、
我が家の子は食べません。
結果、だれかにあげてしまいます。
でも、もらった人も食べているのかどうか・・・。
売れ残ったもの、各家庭で食べきれなかったもの、
どのくらいの量が捨てられるのでしょう。
きっと少なくないはずです。

壮大なる無駄としか、やはり思えません。
もったいない。
あまり突き詰めて考えると、この消費大国では
暮らせなくなるので、思考を途中でストップ
させざるを得ませんが、この状態を「異常」と
感じる感覚は失わずにいたいものです。