アメリカの学芸会2005年12月21日 21:48

昨夜、小学校の発表会がありました。
(こちらでは発表会とか学芸会という名前は
ついてなかったけど、クリスマスにちなんだ
「劇」をやる会です。)クラスごとではなく、
1年生全員で一つの劇をやりました。
全員で100人くらいでしょうか。
役がついているのはその中の10人くらいで、
その他大勢はコーラスとナレーター。
劇の合間合間に歌が入るミュージカル仕立てで、
コーラスの子達は自分のナレーターの番が
まわってくると、マイクの前に行って
3行ほどの台詞をしゃべるのです。
(我が娘もちゃんとしゃべっていて感心。)

劇といっても、日本の学芸会のように、
練習に練習を重ね、念入りに準備されたという
雰囲気はなく、ゆるーい雰囲気のものでした。
たくさん練習したのは役についている子数人で、
あとの子供達は、たぶん、週に一度の音楽の授業で
練習しただけのようでした。
このくらいのほうが子供たちに負担がないのかな、
日本ってなんでもムキになりすぎるのかな、
と思ったりしました。
でもその一方で、日本のようにたくさん
練習した劇のほうが、感動は大きいと思います。
子供達のがんばりに涙が出てしまうくらい。
とことん練習するという経験も大切なんですよね。

あともう一つ、アメリカの小学校ではこういう
催し物を夜にやってくれるので助かります。
昨日も夜7時開演だったので、お父さんたちも
たくさん来ていました。
そもそも、入学説明会から始まって、父母会でも
なんでも、親参加のものはすべて夜行われるのです。
だから働いているお母さんも参加できるし、
お父さん達のほとんどが参加しているはず。
日本でもこういうふうにしたらいいのに、って
思います。どうしてできないんだろう???

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