ニューヨークへの旅(アムトラック)2006年01月02日 00:48

いつのまにか新年になっていました。
あけましておめでとうございます。
クリスマス明けから年末にかけてたっぷりと
旅行してきました。場所はニューヨーク。
たぶん、アメリカでの最後の旅行だったと思います。

オハイオからニューヨークへは車でも行けるのですが、
我が家はアムトラックという電車で行ってきました。
(電車大好きなんです。特に私が。)
去年も電車で行ったのですが、南(ウエストバージニア州)
をぐるっと遠回りして行くルートだったので、なんと
18時間かかりました。ほぼ一日・・・。
今年はもうちょっといいルートはないかと探したら、
お隣のペンシルバニア州ピッツバーグから直線コースで
行くルートを見つけたので、それに決定。
ピッツバーグまで車で行ってそこから電車に乗り込みました。

さすがアメリカの大陸横断鉄道。基本的に長距離用なので、
座席は幅も奥行きもゆったりしています。
たぶん日本の電車のグリーン車よりも広いんじゃないかな?
フットレストもあるし、日本人の体の大きさならじゅうぶん
足をのばせます。座席の横にコンセントもあるので、
ポータブルのDVDプレーヤーを持ち込めば、長時間も
そんなに辛くありません。
お腹が空いたら、食堂車でスナックも飲み物も買えます。
トイレは・・・うーん、まあ、耐えられないほどじゃあ
ないけど、やっぱり過剰な水分摂取はしない方がいいかも。

アムトラックはもちろん飛行機に比べたら運賃が安いので、
乗客は主に学生さんが多くて、枕やパソコンを持ち込んで
アムトラック慣れした様子。
時間がかかるので、当然ビジネス客はほとんど見かけず、
あとは、意外にもお年寄りが結構いました。
もう車の長距離運転もできないし、もしかしたら
飛行機が嫌いなのかな?

去年の南迂回ルートは車窓の風景は岩ばかりで退屈だった
のですが、ペンシルバニア州横断の今回のルートは
平地だったこともあって、景色が良かった!
特に、途中のランカスターという、アーミッシュの人が
多く住む村を通るのですが、ちょっと不思議な風景でした。
広大な農地で牛を使って畑を耕していたり、どの家も
同じような方法で外に洗濯物を干していたり。
(アメリカでは普通外に洗濯物を干さない。)
その一方で、昔鉱山の街として栄えて、今は廃虚同然に
なっている町がたくさんありました。昔は列車を使って
鉱山で取れたものを運んでいたのでしょう。
今ではすっかりさびれて、人が住んでいるのかどうかも
わからない所もありました。
そういう、うら寂しい風景も電車の旅の醍醐味。
そんな風景をぼんやり眺めたり、うとうとしたりしながら、
8時間後に無事にニューヨークに到着しました。

ニューヨークへの旅(食べる!)2006年01月03日 04:13

年末年始、マンハッタンのホテルはあまりにも宿泊代が
高いので、今回は対岸のニュージャージー州のホテルに
泊まりました。
地下鉄を使えば$1.50でマンハッタンまで行けるので
まったく不便はなく、かえって安全な感じがして
快適でした。
そしてマンハッタンに行くと、まず食・食・食!
とにかく食べることが一番の楽しみです。

朝はもちもちのべーグル。オハイオでもべーグルは
ポピュラーですが、重量感が全然違います。
風味も食感もまったく別物。
味にクセがなくて、中はもちもち、外はカリッと
しているのです。朝から満足満足。

そして昼は街角の屋台で中東料理を買って、近くの
オフィスビルのオープンスペース(テーブルや椅子が
あって、誰でも入って休めるところ)でほおばる。
そして夜は迷わずチャイナタウンへ。
まずだいたい中を覗いてチャイニーズで賑わっている店
だったらまずハズれません。
今回は道に迷って偶然見つけた小さな路地のお店が
やたらとチャイニーズの若者で賑わっていて、
良い雰囲気だったので入ってみたら大正解。
蒸した中国野菜にオイスターソースをかけたもの、
中国醤油で炒めた香港麺の焼そば、餃子の中身を
のせて土鍋で蒸したご飯。それに醤油をかけて、
まぜまぜして熱々をいただく・・・。
ああ、幸せ。

二日目もこんな感じであれこれ食べるわけですが、
ニューヨークの良い所は野菜がたっぷり取れること。
これが内陸部を車で旅行、となると、来る日も来る日も
ファストフードです。三十路の胃にはコタエます。
やっぱりおいしくて栄養のある、そして安いものを
食べようと思ったら、移民のたくさんいる大都市なのです。

ニューヨークへの旅(移民の街)2006年01月04日 14:02

日本からニューヨークへ行った時には感じなかったけど、
オハイオからニューヨークへ行った時に感じたことは、
「なんだかアメリカじゃないみたい」ということでした。
昼間地下鉄に乗っていると、いわゆる「白人」がいない!
そのかわり圧倒的に多いのがヒスパニック。南米からの移民です。
多いとは聞いていたけど、これほどまでとは・・・。
10年前の南米からの移民と言えば、皿洗いか花売りとか
裏方としてしか働いてなかったのに、今ではレジやってたり
ピザ作ってたり。きっと賃金は相変わらず格安なのだろうけど、
着実にニューヨークに定着している様子でした。

一方、オハイオは‘白人だらけ’という印象です。
ヒスパニックもアジアンもごくごく少数です。
子供の小学校の行事に行ったりすると、マーサ・スチュワート
(アメリカのカリスマ主婦)みたいなママばかりだし、
コミュニティカレッジに行くとジェシカ・シンプソンみたいな
ブロンドのお姉さんがうようよ。
まさしく、昔の映画で見るような‘アメリカン!’って感じなのです。
だけど、マンハッタンでは・・・そんな人どこにいるの?ってくらい。
(きっと高層ビルの中で働いているんでしょう。)

圧巻だったのは、旅行2日目の平日昼間、雨の日の高級住宅街の
本屋さんの絵本売り場に行ったら、赤ちゃんを乗せたベビーカーが
ひしめいていて、その子たちを連れてきているのは
世界各国から来たと思われるベビーシッターたち。
ヒスパニックが主で、あとは東南アジア系が多く、シッター仲間で
示し合わせて来ているようで、母国語で井戸端会議をしていました。
もちろん子供達は巻き毛で肌の白い子ばかり。
そしてベビーカーは全部(本当に全部!)「ベビーカーのベンツ」
と言われているメーカーのものでした。
オハイオじゃ、ちょっと見られない光景です。

ニューヨークへの旅(帰路にて)2006年01月07日 06:58

ニューヨークの話、最終回です。
たらふく食べて、ひとつ良い買い物をして、いよいよ
アムトラックでの帰り道。
今度は日本食材店で日本のおかしや日本のパン、それから
日本の倍の値段のする日本の雑誌を買い込んで、
準備は万端。いざピッツバーグへ出発!と思ったら、
乗った電車が違ったのです。
確かに車掌さんに確認したのに・・・違った。

ほかにもだまされた乗客はたくさんいて、彼らがざわざわと
騒ぎだして気がついたのでした。それから車掌さんが彼等に
次の駅で降りて乗り換えれば大丈夫ということを説明していて、
それを横で盗み聞きして、早々に降りる支度。
寒い吹きさらしの駅でしばらく待つはめになりました。

その後無事、「ピッツバーグ行き」の電車に乗ることが出来、
お菓子などをつまみ、雑誌を読みながらのんびりしていたら、
今度は途中で一時停止したまま動かなくなってしまったのです。
アムトラックはそういうことがたびたびあるので、またかと
思いながら10分、20分・・・。それでもまだ動かない。
そうしたら車内アナウンスがあって、どうやら踏切りで
車と接触したらしく、車両に故障がないか確認できるまで
停車するとのこと。
車内は一瞬どよめきましたが、列車の旅ってそういうものなのか、
周りを見回しても、みんなそれぞれ、平然とのんびりと待つ
姿勢に入っていて感心しました。いらいらして文句言う人は
一人もいませんでした。

そして1時間たち、2時間、3時間。それでもまだみんな
平常心。辛抱強いと思っていた我々も、さすがにげんなり
してきた4時間後にようやく発車しました。
そして到着したのは、もう夜の11時半。昼食はスナック程度、
夕食は完全に食べられなかったので、お腹がぺこぺこだった
のですが、食べるところはもうどこも閉まっているし、
子供はもう寝こけてしまったので、空腹を我慢して
予約しておいたピッツバーグのホテルに直行しました。
ニューヨークでへたに胃をのばしてしまっていたので、
この空腹は辛かった!しまいには吐き気まで襲ってきた。
私って飽食の現代人の典型なのだな、と自省しつつ、
旅行最後の夜は過ぎていったのでした。

本帰国が決まっている家族は、こんなトラブルもすべてが
「こりゃ、いい思い出になるね」で済んでしまいました。
たしかに、楽しかったかも。
困ったことに、旅って、帰ってきたとたんにまた行きたくなる
んですよね。また行きたいなあ。

さよなら、私のクラウン。歯は大切に!2006年01月08日 14:05

昨日、悲劇が起きました。
6万円が排水溝に流れて行ったのです。
というのも、昨年末、奥歯が虫歯になったせいで
銀歯(今はクラウンというのかな)が取れてしまって、
歯医者に通って新しいクラウンをかぶせてもらった
のですが、これがなんと6万円。この高額のモノが!
フロスを使って歯磨きした後にくちゅくちゅぺ!と
やったら、流れて行ってしまったのです。
あらら〜。

アメリカの歯医者は日本のように大部分が保険でカバー
されないので非常に高いのです。
だけど、この歯のトラブルのせいでものを食べることが
楽しく感じられないくらいだったので、夫に申し訳ない!
と謝った上で、処置をしてもらったのでした。

そもそも、この歯医者、すべてがマズかったのです。
まず麻酔が下手だったらしく、注射をした時に
普通じゃない痛みがあって嫌な予感はしたのですが、
その後舌の痺れがいつまでも取れず、実はほんのわずかな
一部分ではありますが、今でも痺れが残ってます。

しかも痛みを感じないほどの小さな虫歯だったにもかかわらず、
歯を大量に削られ、その時にいったいどんなことをしたのか
不明なのですが、歯茎の調子がおかしくなってしまったのです。
処置の時にやたらと歯茎が痛かったし、高価なクラウンも
(見た目はいいけど)隣の歯との隙間が大きくて、
何かを食べると、必ず食べ物がつまってしまって、
痛んだ歯茎を圧迫するので不快なことこの上ない。
不快なので、しょっちゅう爪楊枝やフロスで掃除を
していたら、どうやらクラウンをぐらつかせてしまった
ようで、今回の悲劇となったわけです。

でもはっきり言って、すっきりしてしまいました。
余計なものがなくなって。
歯って本当に大事なんですね。実感しました。
今回の処置で歯に合わないものをつけていたから、
口の中が不健康だったのです。
のびのびとものが噛めないので、舌を噛んでしまうことが
多くて、口内炎が絶えなったのです。そうすると、
なぜかのどまで痛くなってしまったりして、とにかく
不快だったのです。
この歯のせいで、日本に帰るのが楽しみになってきました。
早く、日本の歯医者さんにきちんとしたクラウンつけてほしい!