小学校のオープンハウス2005年08月30日 13:22

今日は娘の小学校のオープンハウスの日でした。
カタカナで「オープンハウス」と書くとナゾですが、
open house、つまり校舎を開放する日の事です。
新学年が始まる前に、子供たちが両親と一緒に
新しいクラスを下見でき、新しい担任の先生と会える日です。
この日に学校に行って自分の教室や席を確認することによって、
子供も新学年初日の緊張を減らすことができるというわけです。

私の娘は明日から新・小学校一年生になります。私もアメリカの
小学校は初潜入だったので、興味津々で見て来ました。
小学校一年生の教室は、ほとんど幼稚園の延長のような雰囲気。
たくさんの飾りつけと、ゲームや知育おもちゃが山盛り。
日本の教室のように全員が黒板を向くスタイルではなく、
四人一組の班があって、机がくっつけてあります。
そして机の上に四人それぞれの名前のついたペン立てがあって、
のりやらはさみやらの文房具もそこに立ててあります。

初めて行く小学校にすでに自分の名前入りの文房具が
ちまちまとセットしてあったのですから、
子供が嬉しくないはずがありません。自分の居場所が
ちゃんとあると確認できたからか、最初は緊張していた娘ですが、
最後は「学校、明日から?わーい!」という具合になりました。
まったく、大人の目論見どおりの反応です。

自由な雰囲気と合理的なシステム。
こういったスタイルを見ると、アメリカの学校のほうが
日本より良い、と捉えられがちです。が、私が通っている
学校(コミュニティカレッジ)の先生も生徒も、
「アメリカの教育制度には大いに問題アリ!」と
言う人が多くいました。その問題がどんなことなのか、
まだ私にはよくわからない(よく聞き取れなかった・・・)のですが、
これから小学校とのつきあいでわかってゆくのかもしれません。